IT業界において40年以上にわたり、業務システム開発、ERP導入、プリセールス、コンサルティング、カスタマーサクセス、テクニカルサポート、組織運営、事業立ち上げに携わりました。
国内SIerにおける流通・製造業向けのシステム開発からキャリアを始め、その後、J.D. Edwards、Oracle、SAP、Salesforce、Marketo、BrazeといったグローバルIT企業において、日本市場での事業立ち上げ、技術組織の構築、提案力の強化、顧客支援体制の整備を担ってきました。
開発、提案、導入、運用、顧客支援の各機能を横断して経験していることに加え、大規模組織のマネジメント、重要顧客への提案、大型プロジェクトの責任者を務めてきたことを強みとしています。
経営層、営業、技術、コンサルティング、サポート、カスタマーサクセスの各立場を経験しているため、部門ごとの事情を理解しながら、事業全体の視点で課題を整理することができます。
複数の外資系IT企業において、日本市場立ち上げ期から組織構築に携わってきました。必要な機能を見極め、役割、体制、プロセス、人材を整え、事業として継続的に機能する形へ落とし込むことを得意としています。
製品機能の説明に留まらず、顧客の経営課題、業務課題、将来構想を踏まえた提案を重視してきました。営業と技術が協働し、顧客にとって意味のある提案を作る仕組みづくりを支援できます。
大規模なプリセールス組織、コンサルティング組織、顧客支援組織の運営と、重要顧客への提案や大型プロジェクトの責任者の双方を経験しています。組織論だけでなく、実際の案件や顧客対応に即した助言が可能です。
組織の持続的な成長には、仕組みだけでなく、それを担う人材が必要です。マネージャーや責任者候補に対し、意思決定、案件判断、組織運営、顧客対応について、実務に即した助言を行います。
大手化粧品会社の全国販売会社約120拠点へのシステム展開
物流センター6拠点へのシステム導入および自動倉庫連携
J.D. Edwards ERP事業の日本における技術組織立ち上げ
Oracleにおける約160名規模のプリセールス組織統括
100億円規模、約500名体制の基幹システムプロジェクト統括
SAPにおける約110名規模のプリセールス組織統括
SAPコンサルティング営業組織の統括
Salesforceにおける成長期のプリセールス組織改革と体制拡大
Marketo日本法人における技術・顧客支援組織の立ち上げ
Adobeにおけるテクニカルサポート、カスタマーサクセス部門の統括
Braze日本事業立ち上げ期における顧客支援体制の構築
大学卒業後、凸版印刷系列のソフトウェア会社であるトッパンマルチソフトに入社し、IBMのS/34、S/36、S/38、AS/400を利用した受託システム開発に従事しました。
プログラマー、システムエンジニア、プロジェクトマネージャーとして、販売管理、物流管理、在庫管理、生産管理、会計など、流通業・製造業を中心とする業務システムの設計、開発、導入を経験しました。
主なプロジェクトとして、大手化粧品会社の全国販売会社約120拠点へのシステム展開、物流センター6拠点へのシステム導入、自動倉庫との連携などを担当しました。
この時期に、企業活動を支える業務プロセスとシステムの関係、現場への定着、全国展開や複数拠点導入における標準化の重要性を学びました。
トッパンマルチソフトがJ.D. Edwards製品の日本展開を開始するにあたり、米国デンバーでの製品評価に参画しました。
帰国後は、ERPビジネスの技術部門立ち上げを担当し、プリセールス、導入コンサルティング、教育、製品ローカライズ、サポートを含む体制を整備しました。
製品や教育資料の日本語化、コンサルタントの採用・育成、営業支援、顧客への提案、導入プロジェクトの立ち上げなど、日本で新たなパッケージビジネスを確立するための幅広い業務を担いました。
この経験が、その後の外資系IT企業における日本市場立ち上げと組織構築の基礎となりました。
日本オラクルでは、アプリケーションビジネスの立ち上げ期から参画し、製品管理、プリセールス、コンサルティング、大規模プロジェクトの責任者を歴任しました。
アプリケーション領域のプリセールス組織を率いた後、データベース製品とアプリケーション製品の双方を担当するプリセールス部門の責任者として、約160名のコンサルタント組織を統括しました。
技術製品と業務アプリケーションを組み合わせ、製品機能の説明に留まらない、顧客の経営課題や業務課題に基づく価値提案を推進しました。
その後、コンサルティング部門の責任者として、100億円規模、約500名体制の大規模基幹システムプロジェクトにおいてプログラムマネージャーを担当しました。プロジェクト全体の品質、進捗、収益、顧客調整を統括し、本稼働と安定稼働を実現しました。
SAPジャパンでは、プリセールス部門責任者として、約110名のコンサルタント組織を統括しました。
従来の製品説明型の提案から、顧客の事業価値を起点とした提案への転換を進めるとともに、案件アセスメント、提案品質管理、業種別の専門性強化、営業部門との連携モデルを整備しました。
その後はコンサルティング営業部門の責任者として、約30名の営業組織を率い、コンサルティングサービスおよびプロジェクトに関連するソフトウェアビジネスの提案活動を統括しました。
さらに、新たなサービス事業の開発とマーケティングを担当し、アジア太平洋地域およびグローバルチームと連携しながら、新サービスの日本市場展開を推進しました。
Salesforce Japanでは、プリセールス組織の責任者として、日本事業の急成長を支える組織改革と体制拡大を担当しました。
営業からの依頼に受け身で対応する組織から、営業とともに顧客戦略を考え、案件を主体的にリードする組織への転換を進めました。
重要顧客に対する業務・システム環境の分析、ソリューションマップの作成、潜在的な提案機会の特定、年間提案計画の策定など、戦略的なアカウントアプローチを導入しました。
また、事業成長に伴う約70名の人員拡大に対応し、組織構造、役割、マネジメント体制、人材育成の仕組みを整備しました。
Marketoでは、日本法人の立ち上げ期に技術系責任者として参画しました。
プリセールス、導入コンサルティング、テクニカルサポート、教育、製品管理、カスタマーサクセスを含む技術系組織全体を担当し、メンバーの採用、育成、業務プロセスの策定、米国本社との調整、顧客支援体制の整備を進めました。
日本市場で顧客が安心して製品を導入・活用できる体制をゼロから整備し、事業の成長を支援しました。
Adobeによる買収後は、Marketo製品に加えてAdobe製品を含むテクニカルサポートおよびカスタマーサクセス部門の責任者を務め、顧客支援の品質向上と組織運営に取り組みました。
Brazeの日本事業立ち上げ期には、導入コンサルティング、テクニカルサポート、カスタマーサクセスの責任者として、チームの立ち上げ、業務プロセスの定義、メンバー育成を担当しました。
その後、プリセールス機能も兼任し、営業活動の支援、顧客へのソリューション提案、経営層との対話、販売後の顧客支援までを一貫して担いました。
新しい市場や製品カテゴリーにおいて、顧客との信頼関係を構築し、提案から導入、定着までを支える体制づくりを経験しています。
現在は、株式会社クラウディオにおいて、基幹システム刷新、ERP・クラウド導入、業務改革、AI活用に関する提案活動を支援しています。
これまでの経験を活かし、経営層や事業責任者に対する助言、プリセールス組織の強化、重要案件の提案レビュー、日本市場立ち上げ期における技術・顧客支援体制の設計、次世代責任者の育成などに取り組んでいます。
長年にわたり、私はITビジネスのさまざまな局面に携わってきました。
開発者として業務システムを作ることから始まり、ERPビジネスの立ち上げ、プリセールス組織の改革、コンサルティング事業の運営、カスタマーサクセスやサポート体制の構築まで、事業の成長を支える多くの役割を経験してきました。
その中で一貫して大切にしてきたのは、個別の製品や部門に閉じるのではなく、顧客、経営、営業、技術、導入、支援の各機能が、全体として価値を生み出す形を整えることです。
顧問として、過去の経験を語るだけではなく、企業が現在直面している課題を正しく捉え、次に何をすべきかをともに考え、現実に機能する形へ整理することを重視しています。